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これで失敗しない!優良なロゴ制作会社の選び方とは?
ロゴ作成をプロに依頼したいと思った時、選択肢のひとつに挙がるのが「ロゴ制作会社」でしょう。
ロゴ制作会社はインターネットで簡単に探すことはできますが、様々な会社が検索結果に出てくるので「どこに依頼すれば良いのかわからない…」と、迷ってしまう方が多いかと思います。
しかしそこで、「とりあえず、どこでも良いか」と、適当に決めてはいけません。
優良なロゴ制作会社が選べるかどうかは、良いロゴが作れるかどうかに大きく関わってきます。
今回は、無数にあるロゴ制作会社の中から、優良な会社を選ぶポイントをご紹介します。
■目次
-ロゴデザインのクオリティを確認できるか?
・様々なジャンル・業界のロゴを手掛けているか?
・ロゴのデザインに偏りは無いか?
・多数の実績が掲載されているか?
-ロゴデザインの提案数はどれくらいか?
-Webサイトの記載はわかりやすくなっているか?
・料金設定は明確か?
・提案から納品までの期間は?
・ロゴデータの形式は“印刷でも使えるもの”か?
・ロゴの著作権譲渡はあるか?
ロゴデザインのクオリティを確認できるか?
何と言っても、「どんなロゴを作ってくれるのか」という判断材料が無い事には、ロゴ制作会社を決められませんよね。
そこでまず確認するのが、ロゴ制作会社の「ロゴデザインの実績」です。
ロゴデザインの実績で見るべきポイントは、下記のようなものがあります。
●様々なジャンル・業界のロゴを手掛けているか? ●ロゴのデザインに偏りは無いか? ●多数の実績が掲載されているか?
それぞれのポイントが、なぜ優良なロゴ制作会社を選ぶポイントとなるのか、ひとつずつ解説していきましょう。
様々なジャンル・業界のロゴを手掛けているか?
「ココロゴ」では他種多様なロゴ作成の実績があります。
ロゴ制作会社が様々なジャンル・業界のロゴデザインを手掛けているかどうかは、依頼先を決める上でとても重要です。
もし、ロゴデザインの実績が特定のジャンル・業界のロゴしか手掛けていなかった場合、依頼主の要望に応えられるかどうかは、依頼してみないと分かりません。
依頼主側からすると、どのロゴ制作会社でも“デザインのプロ”なので、「どんなジャンル・業界のロゴでも作ってくれる」と考えるでしょう。
ロゴ制作会社はどんなロゴ作成の依頼でも受けますが、実際に制作作業をするのは「デザイナー」です。
実はデザイナーには、デザインの得意・不得意の分野があるので、1人のデザイナーが依頼主の要望に応えるには限度があります。
その為、様々なジャンル・業界のロゴを手掛けているということは、そのロゴ制作会社には多くのデザイナーが在籍していて、依頼主のどんな要望でも対応できる体制が整っているという事を示しているのです。
ロゴのデザインに偏りは無いか?
「ココロゴ」のロゴ作成実績
ロゴデザインの実績を見た時に「似たようなデザインばかりだなぁ…」と感じるようであれば、注意が必要です。
先述したように、デザイナーにはデザインの得意・不得意があります。これは、デザイン経験の豊富なデザイナーであっても同じです。
その為、もし「似たようなデザインばかり」と感じたのであれば、少人数のデザイナーでロゴデザインを手掛けている可能性があるのです。
デザイナーが少ないと困るのは、先述した「依頼主の様々な要望に応えられない場合もある」という事以外にも、「ロゴデザインのバリエーションが少ない中から選ばなければいけない」といった事も考えられます。
せっかくロゴを作るのだから、似たようなデザインの中から選ぶより、バリエーション豊かなデザインの中から選びたいですよね。
そういった依頼主の要望も叶えてくれるかどうかは、「ロゴデザインに偏りがないかどうか」から判断することができるのです。
多数の実績が掲載されているか?
依頼主側からすると、ロゴ制作会社がどんなロゴを手掛けてきたのか、とても気になるところだと思います。
しかしロゴの掲載は、ロゴの依頼主から許可が下りない※と制作会社の実績としてWebサイトに掲載できないので、ごく一部の制作実績しか掲載していない事もあります。
※依頼主の中には、どこでロゴを作成したのか公開したくない場合があるからです。
そんな事情があるとは言え、やはりロゴ制作会社を決める為には“(依頼主の)好みのロゴを作ってくれそうかどうか”がポイントとなるので、多数の制作実績が見れないと、判断ができませんよね。
多くのロゴ制作会社は依頼が確定してからロゴデザインの提案がされる(無料提案はしていない)ので、提案ロゴが「気に入らない」となった場合はキャンセル料が発生します。
その為、依頼する前に“好みのロゴを作ってくれそうかどうか”が予想ができないと、余計な費用がかかることになってしまいます。
多くの制作実績が掲載されていれば、「好みのロゴを作ってもらえるのだろうか…」といった不安や、余計な費用がかかる心配がありません。つまり、ユーザーに優しい会社と言えます。
もし、Webサイトに掲載しているロゴの実績が少なくても「気に入るロゴを作ってくれそう」と予想できるのであれば良いですが、予想ができない場合は、多くの実績を掲載しているロゴ制作会社を選んでおいた方が良いでしょう。
ロゴデザインの提案数はどれくらいか?
ロゴの提案数は、ロゴ制作会社や料金設定によって変わります。
初めからロゴのイメージがしっかりとある場合は少ない提案数でも良いかもしれませんが、「提案を見てから、デザインを詰めていきたいなぁ…」と考えているようであれば、提案数の多いロゴ制作会社を選んだ方が良いでしょう。
特に、依頼主がデザインに関してあまり詳しくない場合は、「提案を見てからイメージを決める」という方も多いので、提案数が多いに越したことはありません。
しかし、提案数が多いという事は、多くのデザイナーに制作作業をしてもらわなければいけない…つまり多くの人件費が発生するので、「リーズナブルで多数の提案」を行っているロゴ制作会社はほとんどありません。
「少ない提案数でも、クオリティが高い」と謳っているロゴ制作会社もありますが、どんなにクオリティが高くても、依頼主が気に入る提案が無ければ意味がありません。提案数が少ないほど、気に入る提案の割合も少ない可能性が高くなります。
リーズナブルで提案数が多いロゴ制作会社は、「ロゴ作成の価格を抑えたい」「デザインに詳しくないから、とにかく色んな提案を見たい」という依頼主の要望に応える、優良な会社と言えるでしょう。
Webサイトの記載はわかりやすくなっているか?
ロゴ制作会社のWebサイトでは、ロゴ作成料や提案数、在籍しているデザイナー数等、それぞれの会社の“イチオシ”の情報がトップページに大きく記載されているでしょう。
しかし、“イチオシ”以外の、依頼主にとって実は大事な情報もわかりやすく記載されていないと、優良なロゴ制作会社とは言えません。
料金設定は明確か?
ロゴ作成を依頼する上で、ロゴデザインのクオリティの次に気になるのは「料金設定」ではないでしょうか。
「できるだけ安く、クオリティの高いロゴを作りたい」と考えている場合、ロゴ作成料の安さに飛びついてしまうと、“思わぬ追加料金”が発生することがあります。
基本のロゴ作成料は安くても、料金設定がわかりやすくWebサイトに記載されていないと、ロゴ作成を進めていくうちに追加料金が発生し、結局「安くなかった…」となってしまうのです。
一般的に、追加料金が発生するのは下記のような項目があります。
●提案数を増やしたい ●修正したい ●印刷に使えるロゴデータが欲しい ●著作権を譲渡して欲しい
どこのロゴ制作会社でも「提案○数で□□円」「修正△回まで無料(基本料金に含む)」といった料金設定になっているので、ロゴ作成を進める中で、依頼主の要望に応じて追加料金が発生することは珍しくありません。
しかし、その情報をユーザーがわかりやすいように掲載していないと、「いざ依頼してみたら“思わぬ追加料金”がかかってしまった」となってしまうのです。
どんな事にいくらかかるのか、ユーザーにわかりやすいように料金設定を記載しているロゴ制作会社は、優良と言って間違いないでしょう。
提案から納品までの期間は?
ロゴが必要になるのは、データの納品までにゆとりがある場合ばかりとは限りません。
意外と見落としてしまいがちなのが、ロゴデザインが提案される期間と納品までの期間です。
「早く提案を出して欲しい!」と思っても、提案まで数日かかる場合が多くあります。
また、「ロゴデザインが決まったから、早くデータが欲しい!」と思っても、納品にも時間がかかる場合があります。
依頼を決めた後に、「納品まで、思った以上に時間がかかる…」と分かっても、キャンセル料が発生すること考えればなかなかキャンセルできませんよね。
ロゴのクオリティや料金設定に比べると関心が低い項目かもしれませんが、こういった項目についてもわかりやすく記載しているかどうかで、ユーザーのニーズを理解した優良なロゴ制作会社かどうかの判断ができるでしょう。
ロゴデータの形式は“印刷でも使えるもの”か?
ロゴ作成は専門的な分野の話になるので、ロゴ制作会社に全て任せる場合が多いでしょう。
しかし、納品されるロゴデータの形式についての記載は必ず確認をしておきましょう。
ロゴ作成を依頼した場合、納品されるデータ形式は主に下記のものがあります。
●印刷物で使用する場合は「aiデータ」 ●文書(Ward・Excel)作成には「jpgデータ」 ●WEBサイトで使用する場合は「pngデータ」
※納品されるデータの形式については、記事【ロゴ制作を依頼したい!制作の流れと依頼するときのポイントとは?】で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
「aiデータ」はAdobe(アドビ)のグラフィックデザインソフト「Adobe Illustrator(イラストレーター)」でないと編集できない為、依頼主が自身でロゴデータを扱う場合は「jpgデータ」や「pngデータ」の方が使いやすいでしょう。
しかし、ロゴを作ったのなら、チラシやポスター・看板、パッケージやノベルティなど、様々なツールに活用していく事があるでしょう。
その際に必要になってくるのが「aiデータ」です。
チラシやポスター等を外注で作成する場合は、発注先が「Adobe Illustrator」でデータを作るので、「aiデータ」が必要になるのです。
ロゴ制作会社によっては、納品されるロゴデータが「jpgデータ」や「pngデータ」しか無く、「aiデータ」の納品は“別料金”という場合もあります。
ロゴの活用を考えれば、「aiデータ」も基本料金内で納品してくれるロゴ制作会社は、良心的と言えます。
ロゴの著作権譲渡はあるか?
実は、ロゴの「著作権」は依頼主が持っているのではなく、ロゴ制作会社が持っているのです。
※ロゴの「著作権」については、記事【知っていますか?ロゴの「著作権」について】にて詳しく解説しています。併せてご覧ください。
その為、依頼主がロゴを「商標登録」したり、ロゴデザインをリニューアルする等の場合は、ロゴ制作会社から「著作権」を譲渡してもらわなければなりません。
「著作権」の譲渡には別料金が発生することがほとんどですが、ロゴを活用する為の“必要経費”と思いましょう。
…と、ここで注意なのが、ロゴ制作会社によっては「著作権は譲渡しない」としている場合があるのです。
せっかく良いロゴが出来ても、「著作権」を譲渡してもらえないと、何だか使い勝手が悪いですよね。
「著作権」の譲渡についても、Webサイトにわかりやすく記載されているかどうか、ロゴ制作会社を選ぶ際のポイントになります。
ユーザーが“知りたい事”(料金設定など)や“見たいモノ”(制作実績など)が、ロゴ制作会社のWebサイトにわかりやすく記載・掲載されているとすれば、それはユーザーのニーズをしっかり捉えている優良な会社です。
ぜひ優良なロゴ制作会社を選んで、満足のいくロゴを作ってくださいね。
お困りのことがございましたら、お気軽にこちらからお問い合わせください。