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印象に残る&分かりやすいブランド名の付け方〜5つの方法〜
記事を読んで、「ネーミングの重要性は分かったけど、どうやってネーミングを決めれば良いのか…?」と思った方は多かったのではないでしょうか。
今回の記事ではそんな方の為に、ブランド名の付け方のヒントとなる“5つの方法”をご紹介します。
■目次
-ネーミングのポイントはコレ!
・印象に残りやすいネーミング
・読みやすいネーミング
・オリジナルのネーミング
-ブランド名の付け方〜5つの方法〜
1.ダジャレを使う
2.オノマトペを使う
3.言葉を連結させる
4.擬人化させる
5.アルファベットで表記する
ネーミングのポイントはコレ!
“5つの方法”をご紹介する前に、ネーミングの押さえるべきポイントについてご紹介します。
印象に残りやすいネーミング
ネーミングの目的は、ターゲットに対してお店や会社・サービスの認知度を上げ、売り上げに繋げる事です。その為には、“いかに印象に残りやすいネーミングにするか”というのが重要となります。
前回記事の実例でもご紹介した株式会社レナウンの靴下『通勤快足』と、元々のブランド名『フレッシュライフ』であれば、圧倒的に『通勤快足』が印象に残るでしょう。
ターゲットの印象に残らないと、そもそも商品(お店や会社・サービス等)に興味を持ってもらえないので、売り上げに繋げる事もできません。
読みやすいネーミング
表記されたブランド名が、“読めるかどうか”も重要です。
例えば、日本人にとって馴染みの無い英単語で表記されたブランド名の場合、正しく読めない人が出てくるでしょう。
また、日本語で表記してあったとしても、“難読漢字”であれば同じ事が言えます。
ブランド名が読めないというのは、「名前が分からない」と同じ事です。名前が分からなくては、認知度を上げる事はできません。
もし、「読みにくいけど、どうしてもこの表記をしたい」場合は、ブランド名が十分に認知されるよう、WebサイトやSNSを使って読み方を発信する必要があります。
オリジナルのネーミング
どんなに良いネーミングを思いついたとしても、それが“すでにある他のネーミングと同じまたは似ている”ものであった場合、残念ながらそのネーミングを使う事はできません。
紛らわしいネーミングにしてしまうとユーザーやターゲットが混乱してしまい、信頼を得る事ができません。また、“同じまたは似たネーミング”をすでに使っているお店や会社等とのトラブルにもなる可能性もあります。
ネーミングを決定する前に「同じまたは似たネーミングが使われていないか?」と、インターネット等で調べておく必要があります。
ブランド名の付け方〜5つの方法〜
ブランド名の付け方には、色々な方法があります。
今回はその中から、よく使われている5つの方法をご紹介しますので、ぜひネーミングを考える際の参考にしてみてください。
1.ダジャレを使う
先述の『通勤快足』のようなダジャレを使う方法です。
全く新しい言葉でネーミングするよりも、人々に馴染みのある言葉で“言葉遊び”するので、誰でも記憶しやすいという特徴を持っています。
【実例】
・エステー株式会社『ムシューダ』(無臭だ)…無臭タイプの防虫剤
・コクヨ株式会社『ハリナックス』(針無くす)…針なしステープラー
2.オノマトペを使う
「オノマトペ」とは、音や声、動きや状態・心情などを“音”として表現した言葉(擬音語・擬態語)の事で、「フワフワ(柔らかい)」や「ウキウキ(心が弾む)」等の言葉です。オノマトペを使う事で、ネーミングするモノ・コトへのイメージが付きやすくなり、印象にも残りやすくなります。
【実例】
・赤城乳業株式会社『ガリガリ君』(ガリガリ)
・アース製薬『ごきぶりホイホイ』(ホイホイ)
画像引用元:赤城乳業株式会社 | ガリガリ図鑑 |フレーバー図鑑
3.言葉を連結させる
“言葉を連結させる”のは、多くのネーミングで使われている方法です。
2つの単語をそのまま連結させる他、連結の言葉を発音しやすいように少し変えて“造語(1つの単語)”にしてしまう方法もあります。
【実例】
・Facebook, Inc.『Facebook』(face+book)
・雪印メグミルク株式会社『メグミルク』(恵み+ミルク)
4.擬人化させる
ブランド名を“擬人化させる”…と聞くと、ちょっと想像しにくいかもしれませんね。要は、ブランド名を“人の名前”のように付ける事です。商品やサービスを擬人化させると、ユーザーやターゲットはそれらに対して親近感や愛着を持つようになり、印象に残りやすくなったり認知度アップに繋がります。
【実例】
・株式会社ロッテ『小梅』(小梅ちゃん)
・株式会社ピックルスコーポレーション『ご飯がススム』(ススムくん)
5.アルファベットで表記する
“アルファベットで表記する”といのは、英単語で表記するのではなく、日本語の“音”をアルファベットで表記する方法の事です。英単語では無いので誰でも読む事が出来、“音”は日本語なので覚えやすく、見た目はアルファベットなのでオシャレなイメージになります。
【実例】
・アスクル株式会社『ASUKUL』(アスクル)…明日来る
・サントリーホールディングス株式会社『Gokuri』(ゴクリ)…果実まるごとのおいしさを“ゴクリ”と実感する
ブランド名を考える過程で出てきたキーワードやコンセプトは、そのままロゴデザインのコンセプトとしても使う事ができます。
つまり、ネーミングはロゴ作成にも関わる重要な作業なのです。
「良いロゴを作りたいな…」と考えているのであれば、ネーミングの段階からこだわっていきましょう。
そして、ネーミングが決まれば…次は「ロゴ」ですね。
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