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かわいいロゴってどうやって作る?デザインのポイントご紹介します!
「お店をリニューアルするから、ロゴも“かわいいロゴ”にリニューアルしようかな…」
ロゴを新しく作ったり、デザインをリニューアルする際、上記のように“かわいいロゴにしたい!”と考える事があると思います。
ですが、ひとことに“かわいいロゴ”といっても、どんな風にデザインすれば可愛くなるのか…いざ作ろうとすると悩んでしまいますよね。
そんな方の為に、かわいいロゴの作り方について「デザインのポイント」と「かわいいロゴ実例のご紹介」、2回に渡ってご紹介していきます。
■目次
-“かわいい”にも色々なデザインがある!?
-ターゲットの好みのデザインにする必要とは?
・ターゲットに知ってもらう為の「ロゴ」
・“ファン”を作る事もできる「ロゴ」
-“かわいい”とは、どんなデザイン?
・イラスト入りデザイン
・手書き文字・手描きイラスト
・「ひらがな」のロゴタイプ
・配色
・丸みのあるデザイン
“かわいい”にも色々なデザインがある!?
“かわいいロゴ”というと、どのような“かわいい”をイメージするでしょうか?
“かわいい”と言えば主に子供や女性をターゲットとしたデザインになりますが、「こう作れば可愛くなる」といった1つのデザインがある訳ではありません。ターゲットの年齢層や趣味などによって好まれる“かわいい”が違ってくるので、ひとことで“かわいいロゴ”と言っても、実は色々なデザインがあるのです。
例えばターゲットの女性が「10代」か「20代」では、興味を持っている事や好みのブランドが違うので、好まれる“かわいい”に違いがあるのは想像がつくかと思います。
では、20代の女性の中で「カフェ巡りが好き」という人と「マリンスポーツが好き」という人、それぞれ違う趣味を持ったターゲットがいた場合はどうでしょうか?
それぞれのターゲットが好みそうな“かわいい”にも、違いが出てくる…となりますよね。
ですので、「“かわいいロゴ”を作ろう!」と思った場合、何となく“かわいいロゴ”を作るのではなく、ターゲットの好みに合わせた“かわいいロゴ”を作らなければいけないのです。
それでは次に、なぜターゲットの好む“かわいいロゴ”にする必要があるのかについて、もう少し詳しく解説いたします。
ターゲットの好みのデザインにする必要とは?
ターゲットに知ってもらう為の「ロゴ」
人は日々、視覚から大量の情報を受け取り、それらの情報は脳へ伝達されています。
しかし、全ての視覚情報をそのまま受け取っていては脳がパンクしてしまうので、“自分には必要無い”と判断した情報は無意識のうちに選別して、“受け取らない”ようにしています。
新しくオープンしたお店や会社・ブランドなどは、どうにかしてターゲットに知ってもらい、興味を持ってもらいたいですよね。
その為に活用できるのが「ロゴ」です。
ロゴがターゲットの目に留まれば、興味を持ってもらい、認知度を上げる事ができるのです。
という事は、ロゴは“ターゲットの目に留まるようなデザイン”でなければいけませんよね。
先述したように、視覚情報は常に取捨選択されていて、受け取られる情報は“ターゲット自身に関係・関心のある”ことになります。
ですので、ターゲットの好む“かわいいロゴ”を作れば、ターゲットの目に留まる確率を上げる事ができるのです。
反対に、作ろうとしているロゴがターゲットが好むような“かわいいロゴ”ではなかった場合、いつまで経ってもターゲットの目には留まらない可能性があります。
“ファン”を作る事もできる「ロゴ」
ターゲットに目を留めてもらう役割を持つロゴですが、他にも大きな役割があります。
それは、“ファン”を作る事です。
商品を購入したりお店を利用する時など、「ロゴが好きだから」という理由でお店やブランドを選ぶ事はないでしょうか?
ロゴのデザインがターゲットの好みに刺さる…つまり、ロゴの“ファン”になると、「ロゴの入った商品を購入したい」「ロゴが好みだから、他よりもこっちを利用する」といったような行動へと繋げられるのです。
「かわいいモノを持ちたい・利用したい・使用したい」という女性は多いので、ターゲットの好む“かわいいロゴ”にする事で、「認知」の次の段階…「購入」や「利用」といった行動を起こすきっかけにもなり得るのです。
“かわいい”とは、どんなデザイン?
それでは次に、どういったデザイン要素が“かわいい”と感じるのか、いくつかポイントがありますが、その中でも代表的なものをご紹介します。
イラスト入りデザイン
“かわいいロゴ”でよく見られるデザインに、シンボルマーク(ロゴのマーク部分)にイラストが入っているものがあります。
ですが、イラストと言っても「何でも良い」という訳ではありません。
IT企業や建設業でよく見られるロゴにある“抽象的なイラスト”ではなく、かわいい動物やキャラクター、花や植物、星やハートなどのシンボルなど…子供や女性が好みそうなイラストです。
手書き文字・手描きイラスト
手で書いた・描いた素朴な線は、ロゴデザインを優しい・自然・素朴・柔らかい雰囲気にする事ができます。
ナチュラルなものを好む女性は多いので、手書き・手描きは好まれる傾向があります。
ただし、筆で書いたものは「和風」のテイストや男性的な雰囲気が強くなってしまいます。そういう時は、できるだけ細い線で書いたり、丸みのある線で書く事で“かわいい”雰囲気に寄せる事ができます。
「ひらがな」のロゴタイプ
「ひらがな」は元々丸みのある形をしているので、ロゴタイプ(ロゴの文字の部分)を「ひらがな」にする事でロゴの雰囲気を柔らかくなり、“かわいい”印象にできます。ですので、ネーミングを考える時点から、本来であれば漢字やカタカナで表記する所をあえて「ひらがな」に変えて、かわいい印象になるよう工夫してみるのも良いでしょう。
配色
色使い(配色)によっても、“かわいい”を演出する事はできます。一般的には、「淡く明るい配色=女性的=かわいい」、「濃く暗い配色=男性的=かっこいい」といった印象になります。
かわいい配色の中でも、例えばカラフルで鮮やかな配色になると「子供向け」、明るく落ち着いた配色になると「大人の女性向け」といった具合に、さらに細かくターゲットを分ける事もできます。
※ロゴの色については、記事【ロゴデザインを引き立てる!色の持つ効果】で詳しく紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
丸みのあるデザイン
丸みのあるデザインは柔らかく優しい雰囲気になるので、女性をターゲットにする場合によく使われるデザインです。
また、丸みのあるデザインは、丸みの“加減”によってターゲットの年齢層を変える事ができきます。
例えば、丸みの加減が強ければ「子供向け」、わずかな丸みであれば「大人向け」といった具合です。
もし丸みの無いデザイン(角ばったデザイン)にする場合は、先述した「イラスト」や「配色」といったデザイン要素を工夫する事で“かわいいロゴ”にできるので、「必ずしも丸みのあるデザインにしなければいけない」という訳ではありません。
※ロゴの形については、記事【形と色でこんなに変わる!ロゴが与えるイメージの話】でも紹介しています。こちらも併せてご覧ください。
次回は、“かわいいロゴ”の実例を紹介しながら、“かわいいロゴ”のデザインのポイントをご紹介いたします。
お困りのことがございましたら、お気軽にこちらからお問い合わせください。