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失敗しないロゴ作成依頼のコツ!「ギャラリーサイト」を活用しよう
ロゴ作成を、デザイナーまたはデザイン会社・ロゴ作成会社に依頼する際、作ってほしいロゴのイメージをどの様に伝えれば良いか、悩む方は多いのではないでしょうか?
依頼の際、外注先に上手く希望を伝えないと、「思っていたのと違うなぁ…」というようなデザイン提案が出てきてしまいます。
今回は、ロゴ作成を依頼する際に、上手くロゴのイメージを伝えたり、ロゴのアイデアやデザインの参考として活用できる「ギャラリーサイト」についてご紹介します。
■目次
-ロゴのイメージをどうやってデザイナーに伝えるか?
“参考画像”を提出するメリット
-多くのデザイナーが活用!「ギャラリーサイト」
・「ギャラリーサイト」って何?
・「画像検索」との違いは?
・「ギャラリーサイト」をどう活用する?
・「ギャラリーサイト」活用の注意点
ロゴのイメージをどうやってデザイナーに伝えるか?
初めてロゴ作成を依頼する方にとっては、どのようにすれば依頼先のデザイナーに、作りたいロゴのイメージが上手く伝わるのか分かりませんよね。
言葉で希望するデザインを詳しく説明するのも良いのですが、依頼先のデザイナーに一番伝わりやすい方法があります。
それは、“参考画像”の提出です。
“参考画像”を提出するメリット
メリット1:デザイナーにイメージが伝わりやすい
例えば、“かっこいいデザイン”というイメージがあったとしても、依頼主の思う“かっこいい”と、デザイナーが思う“かっこいい”は、全く同じではありません。
色に関しても、同じ事が言えます。
依頼主が“濃いめの赤”と伝えても、“濃いめの赤”と思っている色が、依頼主とデザイナーでは違うかもしれません。
ですので、依頼主としては「ちゃんとイメージを伝えたはず」と思っていても、提案で出てくるロゴのデザインが「何か違うなぁ…」となる事が意外と多いのです。
このような、依頼主とデザイナーの間の“イメージのズレ”をできるだけ小さくする為に有効なのが、“参考画像”なのです。
メリット2:修正作業を少なくできる
“参考画像”を依頼先に提出するメリットは、デザイナーとの“イメージのズレ”を小さくするだけではありません。
“イメージのズレ”を小さくする事で、ロゴデザインの修正作業を少なくできるのです。
「修正作業をするのはデザイナーだから、デザイナーにとってのメリットでは?」と思われるかもしれませんが、修正の作業量は、依頼主にとって「ロゴ作成費」に関わってきます。
なぜなら、ロゴ作成の依頼先によって変わりますが、修正回数が多くなると「追加料金」が発生するからです。
特に、ロゴ作成の基本料金が安いところでは基本料金内で対応している修正回数が少なく設定されている場合が多く、修正回数が増えてしまうとすぐに追加料金が発生します。
せっかく費用を抑えてロゴを作ろうとしているのに、修正作業によって料金が上がってしまっては意味が無くなってしまいますよね。
また、たとえ修正回数を少なくできたとしても、デザイナーとのイメージのズレによって“大幅な修正”が発生する事もあり、その場合にも追加料金が発生してしまいます。
このような事態を回避する為にも“参考画像”の提出は有効なのです。
では、その“参考画像”をどう用意すれば良いのか…?
そこで活用できるのが「ギャラリーサイト」なのです。
多くのデザイナーが活用!「ギャラリーサイト」
画像引用元:ロゴデザインギャラリー「logo stock」
「ギャラリーサイト」って何?
「ギャラリーサイト」とは、特定のジャンル(「ロゴ」や「Webサイト」、「ポスター」など)のデザイン事例がまとめられ、閲覧できるようになっているWebサイトの事です。
「ギャラリーサイト」は、多くのデザイナーがデザインのアイデアや参考、最新のデザイン傾向を調べる際などに活用しています。
「画像検索」との違いは?
参考になるデザインを探そうとする際、Googleの「画像検索」を使う事があるかと思います。
「画像検索」の場合は、キーワードに関するあらゆる画像が検索結果に出てくるので、デザインの参考とは関係ない画像(例えば、ブログやニュース記事のタイトル画像など)が出てくる事も多々あります。
一方「ギャラリーサイト」は、ロゴならロゴ、ポスターならポスターだけのデザイン事例が集められているので、デザインの参考とは関係のない画像が出てくる事はありません。
また、「ギャラリーサイト」はデザインを検索しやすいようにカテゴリー(分類)が作られている事が多く、例えば“飲食系のデザイン”や“ナチュラル系のデザイン”という具合に、業種や雰囲気などに絞って検索・表示が出来るので、デザインの検索や比較もしやすくなっています。
「ギャラリーサイト」をどう活用する?
では、ロゴ作成を依頼する際に、どのように「ギャラリーサイト」を活用するのか、ご紹介しましょう。
作りたいロゴのイメージを上手く伝えたい時の活用法
「ギャラリーサイト」で作りたいロゴのイメージに近いデザインを探し、それを“参考画像”として依頼先に提出すればOKです。その際、例えば下記のように“参考画像”を使ってイメージを伝えておくと、さらにデザイナーに伝わりやすくなります。
「デザインのイメージは、参考画像<A>のロゴ」
「色のイメージは、参考画像<B>のロゴ」
「文字のイメージは、参考画像<C>のロゴ」
言葉だけでは細かいニュアンスがデザイナーに伝わりませんが、“参考画像”があるだけで、スムーズにイメージを伝える事が出来ます。
依頼先によって“資料”として提出できる画像枚数に制限がある場合がありますが、可能な限りたくさん提出しておけば、デザイナーが依頼主のイメージするロゴデザインの方向性を絞り込めるので、よりイメージに近いロゴデザインの提案が見込めます。
デザインが決まっていない時の活用法
作りたいロゴのイメージがはっきりとしていない場合に、「とりあえず、“おまかせ”で依頼してみよう!」と考えている方は多いかと思います。
しかし、ある程度のイメージを伝えなければ、先述したように修正の為の“追加費用”が発生してしまいます。
そうは言っても、イメージが無いのに、イメージを伝える事なんて出来ませんよね?
そんな時には、「ギャラリーサイト」をざっと見て、その中から“希望しないデザイン”のロゴを参考として伝えるのです。
“希望するデザイン”は思い浮かばなくても、「こういうデザインのロゴは好きじゃないなぁ…」というのはあったりしますよね。
ロゴをデザインする際、デザイナーにとっては「依頼主はどんなデザインが好き・嫌いなのか」というのも、結構重要な要素だったりします。
なぜなら、デザイナーが「良いデザインができた!」と思っても、それが依頼主の好みで無ければ、デザインが採用されないからです。
依頼主が好きではないデザインを伝えておけば、デザイナーはそれを避けてデザイン提案するので、依頼主が好むデザインが出てくる可能性が上がります。
そうなれば修正回数が少なくて済み、追加費用も掛からずに済みます。
もし、「ギャラリーサイト」を見ていて、好みのデザインを見つけたり、作りたいロゴのイメージがはっきりしてきた場合は、そちらを伝えても大丈夫です。
「ギャラリーサイト」活用の注意点
「ギャラリーサイト」を活用すれば、言葉では伝わりにくいデザインの方向性や色等を、より正確にデザイナーに伝える事ができるのでとても便利です。
しかし、注意点が一つあります。
それは、「ギャラリーサイト」のロゴと“同じデザインは作れない”という事です。
「ギャラリーサイト」は、デザインを参考にする目的で様々な制作事例が集められていますが、そのデザインを“そっくりそのまま使って良い”という意味で利用するものではありません。
ロゴにも「著作権」があるので、「ギャラリーサイト」にあるロゴと似たデザインのロゴを作ってしまった場合、「著作権の侵害」としてトラブルになる可能性が非常に高くなります。
※ロゴの著作権については、記事【知っていますか?ロゴの「著作権」について】で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
「ギャラリーサイト」にあるロゴのデザインが気に入ったとしても、「同じ(または非常に似た)デザインで作りたい」といった依頼は出来ません。あくまで“参考”の為の活用となりますので、ご注意ください。
もし、ロゴ作成の依頼でお困りの事がありましたら、ぜひ一度、低価格・高品質のロゴ作成・制作サービスを行なっている【ココロゴ】まで、お気軽に「お問い合わせ」くださいね!
お困りのことがございましたら、お気軽にこちらからお問い合わせください。