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インバウンド事業を活性化! 繁体字を使ったデザインをする時におすすめフォントサイト
いよいよ2022年10月11日から個人旅行やビザなしの来日が再開します!
インバウンド事業がますます活性化しそうな今日このごろ、街では様々な言語が飛び交います。
その中でもやはり知っておきたいのが中国語。
今回は、中国語の中でも繁体字という字体のフォントに焦点を当ててみたいと思います。
■目次
-繁体字ってどういうの?
・「繁体字」と「簡体字」の違い
・「繁体字」の魅力
-使える!! 繁体字フォント集
・無料で使える フォントサイト
・オリジナリティ溢れる 華康
・台湾発の繁体字サイト JUSTFONT
・日本企業が作った台湾向けサイト TypeSquare
-まとめ
繁体字ってどういうの?
「繁体字」と「簡体字」の違い
via:https://www.mojiru.com/entry/Chinese-Font
繁体字は、正字・正体字ともよばれ、英語では "Traditional Chinese" と表記されます。
一方、簡体字は、英語では "Simplified Chinese" と表現されます。
どちらも中国漢字語圏で使用されていますが、簡単にいうと、漢字の字画などを減らし字形を簡略化したものが「簡体字」。簡略化していない従来の漢字が「繁体字」ということになります。
この2つは使用されている地域も少し違って、
繁体字は、主に台湾や香港、マカオなどで、 簡体字は、中国本土、シンガポール、マレーシアなどで使われています。
ただし、ここで注意が必要なのは、フォントとしてデザインで使う際、どちらの字体を選ぶのがよいか ? という問題です。
簡略化された簡体字フォントを日本国内で使用する分には問題ないのですが、中国で使用したい場合は、中国国家として厳格なルールが定められているため、取り扱いには気をつけなければなりません。そういった意味では、繁体字フォントを使っておくことが無難と言えるかもしれませんね。
「繁体字」の魅力
先に書いたような中国国家での規制のあるなしに関わらず、中国漢字語圏のフォントをデザインで使用する際、実際、繁体字が優美で魅力的だと感じるユーザーが多いそうです。
伝統的で美しいと捉えられているということでしょうか。
字によっては画数が多く複雑ですが、「芸術的」といえる漢字も多数存在しますよ。
繁体字だけで揃えているとなぜかカッコよく見える、一文字でバシッと決まっているというデザイン広告が台湾などに行くと多く見受けられます。
それでは、繁体字のフォントサイトをいくつかご紹介したいと思います。
使える!! 繁体字フォント集
無料で使える フォントサイト
via:https://www.twfont.com/chinese/
こちらは無料で繁体字をダウンロードできるフォントサイトです。
無料にもかかわらずフォントの種類がバラエティに富んでいるのが特徴です。行書や楷書はもちろん、ユニークな恐怖的雰囲気のフォントや手書き風フォントもあります。
書体の名前のある場所をクリックすると、どんなフォントか確認できます。
何という漢字なのか、意味が知りたい時はGoogle翻訳などを駆使してみると良いかもしれません。
フォントサイト詳細: https://www.twfont.com/chinese/
オリジナリティ溢れる 華康
via:https://www.dynacw.com.tw
華康はデザイナー向け繁体字フォントのいわば老舗サイトなのだそうです。有料ですが、美しい繁体字に出会うことができます。
特徴としては、繁体字をオリジナリティ豊かに表現している点です。
細い髭がついたようなデザインから、丸みを帯びたデザインまで、繁体字の優美さを最大限に活かしています。
サイトでは、動画でフォントと映像美が描かれていて、フォントの紹介の仕方もとても素敵ですよ。
華康詳細:https://www.dynacw.com.tw
台湾発の繁体字サイト JUSTFONT
via:https://justfont.com
台湾で今最もセンスが良くて勢いがあるといわれているフォントサイトのひとつが、このJUSTFONTです。
サイトのHPもとても洗練されているのですが、フォントの字体もシックなデザインが揃っています。
サイト右上のWeb Fontという文字をクリックすると、いろいろなフォントが表示されます。
JUSTFONTは、独自のFacebookページをもっていて、そこでは新たなオリジナルフォントをデザイナーと共に紹介するなど、確かに活力を感じます。フォロワーの数も多く、35,000イイねがついていました。
またブログも頻繁に更新しているとのことで、ブログには、フォントに関連したニュースや話題が満載されているそうです。ストレートに日本語で読めないのはちょっと残念ですね。
JUSTFONT 詳細:https://justfont.com
日本企業が作った台湾向けサイト TypeSquare
via:https://typesquare-lp.tw
いきなり中国語のサイトから入るのは敷居が高いなぁという方には、モリサワというフォント企業をご紹介したいと思います。
モリサワ(https://www.morisawa.co.jp )は、日本人向けの日本語フォントサイトですが、台湾向けに提供している TypeSquare というサイトがあります。
ここでは、フォントの名前が日本語で表記されていますので、比較的繁体字フォントの導入に取り掛かりやすいかと思われます。
日本ではもはや有名なモリサワが発進しているだけあって、しっかりした質の高いフォントが揃っています。
TypeSquare 詳細: https://typesquare-lp.tw
まとめ
いかがでしたか? 今日は中国語漢字の繁体字と今注目の繁体字フォントサイトをご紹介しました。
日本語とはまたちょっと違った魅力をもつ中国語の繁体字フォント。
ふと漢字を強調したいな、ここだけ繁体字にするとかっこいいかも? という時は、ぜひ導入してみてください。新たなフォントデザインのヒントが得られるかもしれませんよ。
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参考文献
【[mojiru] 中国語フォント:簡体字フォント・繁体字フォントを解説】
【[applemint]『繁体字を使ってデザインする人必見!』2022年版繁体字 フォントおすすめ5選】
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