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ロゴ・マークのレギュレーション(使用方法)を守ろう!
みなさん、ご存じでしょうか?
薬に処方箋があるように、家電に取説があるように、ロゴ・マークにもレギュレーション(使用方法)があります。
それは、作成されたロゴを長く浸透させ、ブランディングを育てるのに必要な大切なルールブックです。
実際どういうものなのか、Twitterが公表しているガイドラインをもとに解説したいと思います。
■目次
-ロゴ・マークのレギュレーションとは?
・ロゴの取扱説明書
-ロゴレギュレーションの実例Twitterの場合
・回転させないこと
・話す、囀る、飛ぶなどアニメーション化しないこと
・ロゴの周りに他の追加物を添えないこと
・ロゴに吹き出しのような他要素を加えないこと
・ロゴを擬人化しないこと
・ロゴを強調し過ぎないこと
・旧ロゴを使用しないこと
・ガイダンスに従ったスペース感で使うこと
-まとめ
ロゴ・マークのレギュレーションとは?
ロゴの取扱説明書
ロゴ・マークのレギュレーション(使用方法)とは、まさにロゴ・マークの取扱説明書のようなものです。
ロゴやマークの色や形を正確に伝え、使用するためのものです。
ビジネスシーンにおいて、ロゴ・マークはその企業や会社のイメージを左右する重要なブランディングツールです。そのロゴやマークがコロコロと変わってしまっては、企業や会社の姿勢を問われる以前に、印象も良くありませんし、ロゴを通しての意思表示が浸透しませんよね。
逆に、長く愛されているロゴや頻繁に目にするマークなどは、言葉を使わずともしっかりとそのものが表現している意味が伝わり、その役目を純粋に果たしている、ということになります。
今回ご紹介するのは、ロゴを使用する際のガイドラインとレギュレーションを公表しているTwitterの例をもとに、実際の使用方法とNGとされる使用方法についてみていきましょう。
Twitterのガイドラインにはまず、正しいロゴのマークと余白の間隔が表記されています。
正しく表示する際の白いスペースと鳥のマークの大きさについてです。
また、最も小さい使用可能なサイズも説明されています。これ以上小さいと、Twitterのロゴを維持できない、認識できないためです。表示が小さすぎるとダメということです。
via :Using the Twitter brand
次に重要なのが、ロゴのカラーについても説明されています。
例えば、基本的には白ベースに青い鳥のロゴを使うということや、青地に白の鳥バージョンを使う際は見やすさを重視することなどについてです。
via :Using the Twitter brand
使用ルールの基本を伝えたのち、Twitterでは、さまざまな誤用例を出して注意喚起をおこなっています。
実際、どのような誤用があり得るのか、実例をみてみましょう。
ロゴレギュレーションの実例Twitterの場合
Twitterのロゴガイドラインでは、20の誤用例とともに、8つの禁止事項を箇条書きで添えています。
via :Using the Twitter brand
では、その8ヵ条を詳しくみてみましょう。
回転させないこと
via :Using the Twitter brand
上記の青い鳥を見ると、長体がかかっている、鳥の向きが逆になっていますね。
このように使用する際は、ロゴの最初に表示された比率を守ることや、逆向き、回転などをさせずに使うよう示されています。
話す、囀る、飛ぶなどアニメーション化しないこと
via :Using the Twitter brand
この鳥はもはやTwitterのロゴとは思えないので、誤用というよりは変更の域に達していますね。
鳥がこのように飛ぶ姿になっていたり、喋ったり、囀ったりすることのないよう注意喚起がされています。
ロゴの周りに他の追加物を添えないこと
via :Using the Twitter brand
ロゴの周囲に余計な要素を付け足さないこと。これも大事な使用方法の一つです。
ロゴ・マークは純粋に同じでも、横にタイトルをつける、ガイドラインにないシンボルとタイトルの組み合わせをしてしまうのは厳禁です。
もし、ガイドラインにシンボルとタイトルの比率や使用方法が書かれていたら、その比率や内容を遵守しましょう。
ロゴに吹き出しのような他要素を加えないこと
via :Using the Twitter brand
これもロゴ・マークに他の要素を追加しないようにとの注意喚起です。
吹き出し1つでロゴの印象は変わってしまいます。どんなに元の青い鳥を忠実に再現していても、その周りに余計なものをつけるだけでTwitterのブランディング力は下がってしまいます。
ロゴを擬人化しないこと
via :Using the Twitter brand
これは余計なパーツが青い鳥の外にも中にも付け加えられることの禁止事項を表現しています。
Twitterの青い鳥にアクセサリーをつけたり、帽子をかぶせたりしてはいけない、まるで人間のような扱いで装飾することを禁じています。
ロゴを強調し過ぎないこと
via :Using the Twitter brand
ロゴに、使用方法に書かれていない影をつける、あるいは立体的にするのもNGです。
一見これくらいはよいのでは? と思われがちですが、偽物と認識される確率の方が高く、ロゴを適切に使用しているとは言えません。
Twitterの鳥はあくまで2Dで描かれていて3Dでの使用例は誤用という扱いになります。
旧ロゴを使用しないこと
企業や会社がロゴをリニューアルした際、旧ロゴを使用するのはナンセンスです。
新しいロゴに変革したのならば、新ロゴで統一すべく、レターヘッドや名刺に至るまで徹底的に旧ロゴを排除する必要があります。ずるずると旧ロゴを使っていては、折角のリニューアルのメッセージが伝わりませんし、社のロゴ・マークに関してルーズな企業と捉えかねません。
ガイダンスに従ったスペース感で使うこと
via :Using the Twitter brand
これは、強調しすぎないこととも被るのですが、ガイドラインないようなサイズ感やスペースの使い方をしないようにとの注意喚起です。上記のようにロゴの一部を強調する、切り取るという行為を禁じています。
その他、色をグラーでションにしない、重ねない、大小多重に使わない、など様々な誤用例が示されています。青い鳥の比率を守っていても、霞んでいる、鳥の内部に余計なモチーフを取り入れることもNGとされています。
これらが、Twitterが公表しているレギュレーション、ということになります。
まとめ
いかがでしょうか。ロゴのレギュレーション(使用方法)について、今回はわかりやすくTwitterの例でご紹介しました。
シンプルな青い鳥、それがTwitterの正式なロゴ・マークです。シンプルだから故に、私たちは即座にこのロゴ・マークがTwitterであると認識できますし、どのようなサービスを行なっているのかも理解します。
少しの変形も、追加も、変身も全てこのロゴに関しては誤用であるとガイドラインでは強調されています。
社やご自身でロゴを作成した際は、ぜひこのようなレギュレーションを同時に作っておいてください。
そして、既存のロゴ・マークを使用する際は、必ずそのロゴ・マークのレギュレーションを守るようにしましょうね。
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参考文献
【[SHUKU CREATION] やってはいけない企業ロゴの使い方9選】
【[Twitterについて] ブランドツールキット】
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