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ロゴデザインの相場を知って、正しく発注しよう!!
ではそのロゴデザインの相場とはズバリお幾らぐらいなのでしょう?
そもそもロゴデザインの料金はどうやって決まるのでしょう?
素朴な疑問が湧きますよね。そこで今回は、ロゴデザイン料金の内訳や相場についてまとめてみました。
■目次
-ロゴデザインの基本的な内訳
・作業量
・付加価値量
・支出経費
・質的指数
・量的指数
-ロゴデザインの費用の相場
・デザイン費
・ディレクション費
・修正費
・商標登録費
・CI / VIマニュアル費
-まとめ(依頼先に迷ったら…?)
ロゴデザインの基本的な内訳
ロゴデザイン料金はどのように決められているのでしょうか?
実は、日本グラフィックデザイナー協会が1つの規定を定めています。
日本グラフィックデザイナー協会の「制作料金概念規定」によると、デザイン料金は以下の5つの構成から算出されます。
・作業量 ・付加価値量 ・支出経費 ・質的指数 ・量的指数
それでは、この5つの構成がそれぞれどういったものかをみていきましょう。
作業量
作業量とは文字通り、ロゴデザイン制作に関わる人々がどれくらいの作業を行ったかを示すものです。
例えば、ロゴをクリエイティブする作業から、その後の処理に至るまでの作業全般にかかった量ということです。
ゼロからロゴを制作するのとテンプレートなどを活用した場合では、デザインの作業量は当然変わってきますので、作業量の料金もゼロから制作する方が高くなります。
付加価値量
付加価値量とは、デザインするものがどれくらいの役割を担っているか、を示すものです。
例えば、ある会社の商品のロゴだったとして、物販の際だけでなく、サイトや広告など至る所に使用されればされるほど、付加価値量は高くなるという仕組みです。
支出経費
支出経費は、実際にかかった雑費を示します。交通費やソフト利用費、フォント使用量などです。
質的指数
質的指数とは、デザイナーやクリエーターが持つスキルや経験、知名度などを指します。
デザインを始めたばかりの新人に依頼するのと、知名度があって経験豊富なデザイナーに依頼するのではその料金は必然的に変わりますよね。
量的指数
量的指数とは、前述のデザイナー/ クリエーターのスキルなどを抜いた付加価値を集約する指数のことです。
つまり、その制作物・成果物の使用媒体や数量などのことです。
ロゴデザインの費用の相場
ロゴデザイン料金の基本的な内訳がわかったところで、次はロゴデザインを制作するにはどんな名目でどれくらいの予算を見積もれば良いのか、その相場をみていきたいと思います。
実のところ、先に述べた5項目はデザイン料金の基礎となる項目内訳であり、実際には様々な名目で費用が加算されていきます。
デザイン費
ロゴデザインの根本であるデザイン費は、3~10万円が平均的な相場とされています。
これは、質的指数・作業量が深く関わります。
デザイナーを指名する、その他複数案の提案を求めるなど要望が多ければ質的指数・作業量ともに上昇します。
例えば、テンプレートなどを活用してロゴを制作する場合は、3万円前後あるいはもっと低価格でも可能と思われます。
一方、ブランディングに関するコンサルタント料金など、総合的な企画立案と制作戦略までを含む場合などは、10万円をはるかに超えると思っておいた方がよいでしょう。
ディレクション費
ディレクション費は、1~5万円が平均相場とされています。
主な作業としては、どういったロゴにするかの企画立案です。デザイン費に含まれることが多いですが、別途必要とされる場合があります。
修正費
修正費は、デザイン費の10%~が相場とされています。
少数回の変更や微細な変更の際はデザイン費に含まれることも多いですが、大幅な変更や別案に近い修正がある場合は必要となってきます。
商標登録費
デザインして作ったロゴを商標登録したいと考えた際に発生する料金で、相場は10~15万円とされています。
商標登録には、特許庁に支払う出願費用(出願時特許庁印紙代) 1区分最低1万2,000円必要です。さらに、登録料は10年分で2万8,200円×区分数かかります。
こういった処理を、ロゴデザイン制作会社の中には弁理士と提携して行う場合があります。
例えば、特許事務所に商標登録代行を依頼した場合、1区分15万円ほどの予算が必要なため、デザイン制作会社に依頼する場合も10~15万円の代行費が必要と見積もっておくべきでしょう。
CI / VIマニュアル費
ロゴデザインの制作において、成果物が出来上がった際、CIやVIのマニュアルを同時に作成する場合この費用が加算されます。
CI / VIのマニュアル作成の相場は、10~15万円とする会社が多いようです。
ロゴデザインの色や比率、使用方法のルールを定めておくことは、ロゴデザインを正しく使用する以上に、ブランディング戦略の1つとしても重要になるので、確認・作成しておくことが好ましいと言えます。
まとめ(依頼先に迷ったら…?)
いかがでしょうか。どのようにロゴデザイン料金が決定されるのか、なぜ料金に差がでるのか、その幅が大きくなるのか、少しご理解いただけたでしょうか。
ロゴデザインの費用は ・要望=ロゴデザイン単体だけか、ブランディング戦略まで含めた総合的な依頼か。 ・どこに依頼するか=ロゴデザイン会社か、広告代理店か、デザイン事務所か。
上記のようなポイントで予算や実際の費用が多分に変わってきます。
クラウドソーシングサービスなどを活用して個人にデザインだけを依頼するのであれば費用を押されることも可能でしょう。
しかし、ロゴデザインの制作実績や取り扱いに長けている点を総合的に考えると、ロゴデザイン制作会社に依頼するのが安心ではないでしょうか。
ロゴデザインをゼロから考えるなら、「費用を抑えつつも実績があり、質の高さを維持して、たくさんの提案をして欲しい」と思いますよね。
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参考文献
【[アイミツ] ロゴデザインの平均費用と料金相場 (2022年完全版)】
【[LOGO市] ロゴデザイン費の相場は? ロゴ制作の依頼前に知りたい料金のこと】
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