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ロゴに特化したデザイナーになるにはどんなルートがある?

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2023.01.31
ロゴデザインは、企業や商品、アイコンやサービスなどを示すシンボルマークであり、今や様々な場所で存在感を放っています。

 

誰もが知るロゴを創り出してみたい! ロゴデザイナーとして活躍したい!

 

そう思っていらっしゃる方がたくさんいることでしょう。

 

では実際、ロゴデザイナーになるにはどうすればいいのか?

 

ロゴデザイナーに必要なスキルとは何なのか?

 

今回はロゴデザイナーになるためのルートと必要なことをまとめてみました。

 

 

 

 

 

ロゴデザイナーに求められるスキル

 

基礎的な知識

 

 

ロゴデザイナーに必要なスキルの基礎は、何と言ってもグラフィックデザインの知識です。

 

グラフィックデザインの基礎知識とスキルは次のとおりです。

 

 ・コピー・広告概論

 ・配色知識

 ・文章表現

 ・DTPの基礎

 ・印刷知識など

 

また、レタリングのスキルも必要となります。

 

レタリングとは、文字をデザインすること、あるいはデザインされた文字のことです。

 

ロゴデザイナーには、文字装飾のためのレタリングの基礎を習得しておくことが求められます。

 

さらに実際作成となったら、IllustratorPhotoshopなどのソフトを使う知識も必要とされます。

 

ロゴデザイナーやグラフィックデザイナーになるのに必要な資格や試験はありませんが、基礎としてはとても幅広い分野の知識が要求されることになります。

 

 

プラスαの能力

 

ロゴデザイナーにはグラフィックデザインの基礎知識が必要と書きましたが、ロゴを作り出すには、さらなる能力が必要とされます。

 

それは、企業・クライアントにおけるCI (コーポレートアイデンティティ) や VI (ビジュアルアイデンティティ)といったものを汲み取りデザインに反映させる能力です。

 

そのために必要になってくるプラスαの能力とは、以下のようなものです。

   

  ・企業・クライアントの意図やストーリーを汲み取る

  ・クライアントと意思統一を図るためのコミュニケーション

  ・商品やサービスのブランディングスキル

  ・マーケットを意識した情報収集

  ・斬新なデザインを生み出すクリエイティビティなど

 

企業は、理念や企業価値、自社ブランドの特徴や個性をロゴに表現させた形でのデザインを求めます。

 

単純にグラフィックデザインができればロゴデザイナーにもなれる、という訳ではなく、上記のような社会に発進できるロゴを生み出す作業も必要となってくるのです。

 

 

 

ロゴデザイナーになるためのルート

 

 

先に述べたようなロゴデザイナーに必要なスキルや能力をどのように習得していけばよいのでしょうか。

 

3つのルートが考えられます。

 

 

1,大学や専門学校に通う

 

1つは、デザイン科のある大学や美術系の専門学校でグラフィックデザインの基礎を習得する方法です。

 

独学よりは効率がよく必要最低限のスキルや情報を習得することができます。

 

何よりメリットは、業界をよく知る先駆者の指導が受けられること。

 

より確かな目標としてロゴデザイナーへの道が開ける可能性があります。

 

 

2,デザイン事務所やコンサルティング会社に就職する

 

2つ目、デザイン事務所やコンサルティング会社に入社してロゴデザインのセンスを磨いていく方法です。

 

一般的にはある程度の学歴や美術大学卒、もしくはデザイナーとしての実績が問われます。

 

しかし未経験であったとしても、Illustrator photoshopを扱えるレベルであれば採用されるケースがあります。

 

少々狭き門となりますが、OJT(On-the-Job Training)、職場での実践を通して知識と経験を身につけていく方法があります。

 

 

3,独学で学ぶ

 

3つ目は、独学でグラフィックデザインの基礎知識からロゴデザインのスキルなどを身につけることも可能です。

 

大学や専門学校へ行く費用をPCや機材、ソフト購入にあて自力で学びます。

 

現在ではグラフィックデザインに関する資料や教材が豊富にあります。

 

クラウドソーシングなどに登録して、フリーランスとして活躍することもできます。

 

ただし、必要な技術を習得して仕事に結びつけるまでのモチベーションが必要です。

 

 

上記3つの方法のいずれかにしても、コンペに応募するという方法があります。

 

入選すればそれが有益なポートフォリオにもなりますし、ロゴデザイナーとして知名度を上げていくルートに繋がるといえるでしょう。

 

 

 

ロゴデザイナーの市場動向

 

需要の高まり

 

 

グラフィックデザインの基礎知識やロゴデザイナーとしてのスキルを得たとして、実際の需要はどれくらいあるのでしょうか。

 

最近では、ロゴデザインに特化した事務所や制作会社、ロゴを含めたCIVIを得意とするコンサルティング会社が増えています。

 

ロゴデザイナーへの入り口は増加していると思われます。

 

また、新興のIT企業やベンチャー企業、様々なアプリが次々と誕生しています。

 

こうしたシーンでのロゴ制作は必須となってきますので、ロゴデザイナーの市場は拡大傾向にあると言えます。

 

その1つの指標に、IPO (新規公開株)による店頭公開企業が増えている背景があります。

 

さらに今後5年後10年後先に企業再構築を計画している会社が多いことから、ロゴデザインへのニーズは高まっていくことと思われます。

 

 

 

まとめ

 

今回はロゴデデザイナーになるためのスキルや知識、活躍するまでのルートと市場傾向についてまとめました。

 

ロゴデザイナー業界の動向を見るに、これからますますロゴデザインへの需要は高まりますし、様々な方法で活躍できる場もあります。

 

忘れてならないのは、ロゴデザインは企業のブランディング戦略と密接な関係があるということ。

 

ロゴに特化したデザイナーに求められるのは、フォーマルな企業ロゴからカジュアルなロゴまで、バラエティ豊かなデザインスキルに対応できるかどうかです。

 

柔軟な発想力と最先端のマーケティングを察知する能力も身につけておきたいところです。

 

自分がどのようにロゴデザイナーとして実績をあげていきたいのか、どのようなシーンで活躍したいのか、明確な目標を持つことが最も大事なことではないでしょうか。

 

 

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参考文献

【[99desings] ロゴデザイナーになるには?必要なスキルや給与など】

【[Offers Magazine] ロゴデザインの仕事内容を紹介。情報をシンプルにまとめる力が必要】

【[ロゴマーケット] ロゴデザイナーの仕事内容と有名デザイナーのロゴ事例】

 

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