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【ホワイトデー】その由来とイメージカラーについて

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2023.03.14
3月14日はホワイトデーですね。

 

日本生まれのこの習慣ですが、そもそもはだれが始めたのでしょうか?

 

そしてなぜホワイトなのでしょうか?

 

今回はホワイトデーにまつわる雑学白色についてまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

ホワイトデーの由来

 

 

そもそも3月14日がなぜホワイトデーとなったのでしょうか。

 

それはバレンタインデーに関係しています。

 

聖バレンタイン(聖ヴァレンティヌス)が、ローマ皇帝クラウディウスが出した結婚禁止令に背いたため269年2月14日に殉死しました。

 

そこで、2月14日がバレンタインデーとなったのですが、この聖バレンタインが殉死した日の1か月後にあたる3月14日に恋人たちが改めて永遠の愛を誓ったそうです。

 

これにちなんで3月14日をホワイトデーにしようと考えられたとのこと。

 

3月14日になったのにはロマンチックな説があるのですね。

 

一方で、義理人情を重んじる日本人が、チョコレートを頂いたならお返しをしなくてはと、バレンタインデーの1ヶ月後にプレゼントをし始めたという説もあります。

 

では、そのバレンタインデーのお返しを一体だれが始めたのでしょうか。

 

これには3つの説があります。

 

 

不二家の「リターン・バレンタイン」

 

ペコちゃんでお馴染みのお菓子メーカー不二家

 

バレンタインデーのお返しに「リターン・バレンタイン」というイベントを行いました。

 

これがホワイトデーの始まりとする説です。

 

不二家はその後、お菓子メーカーのエイワと共同で1973年に「メルシーバレンタインキャンペーン」を打ち立てました。

 

これにより、チョコレートのお返しにキャンディやマシュマロを贈ることが広まったと言われています。

 

 

石村萬盛堂「マシュマロデー」

 

次は、マシュマロ菓子で有名な石村萬盛堂がはじめた説。

 

1978年石村萬盛堂は、バレンタインデーのお返しにチョコマシュマロを贈ることを提案。

 

マシュマロデー」としてキャンペーンを展開したのがホワイトデーの由来だとする説です。

 

ちなみにチョコマシュマロになったのは、「あなたの気持ちを柔らかく包んでお返しします」という意味が込められているから、なのだとか。

 

 

全国飴菓子業協同組合「キャンディーを贈る日」

 

最後は強力にホワイトデーのキャンペーンを行った全国飴菓子業協同組合が始めたとする説です。

 

全国飴菓子業協同組合は、1978年に3月14日を「キャンディを贈る日」と定めました。

 

その2年後の1980年3月14日に「ホワイトデー」として盛大なイベントを開催。

 

それまでマシュマロやクッキーなど、様々なスイーツがホワイトデーのお返しに登場していましたが、「ホワイトデーにはキャンディ」を広めたのは全国飴菓子業協同組合です。

 

 

 

ホワイトデーのカラー

 

白は純愛の色

 

 

ホワイトデーを始めたのは、日本のお菓子メーカーや団体だったのですね。

 

では、なぜホワイトなのでしょうか?

 

ホワイトデーのカラーの由来、それは白色が「純潔」「純愛のシンボル」という意味合いを持っているから、というのが有力です。

 

それにプラスして「飴の原料である砂糖が白いから」「マシュマロが白いから」という説もあるようです。

 

ちなみに白色について補足をしますと、白は「信頼感」や「清潔感」といったクリーンなイメージを与えるので好感度が高いのだとか。

 

チョコレートのお返しの日に白(ホワイト)を使って表現する。

 

色にまつわる感情も影響していそうですよね。

 

 

 

海外にある告白デー

 

春はプレゼント交換の季節

 

 

日本生まれ日本育ちのホワイトデー

 

最近はお隣の国・韓国でホワイトデーが流行り出していると聞きます。

 

欧米では、バレンタインデーにお返しをするという習慣がないので、もちろんホワイトデーは存在しません。

 

あるのは、春らしい「フラワーデー」と呼ばれるもの。

 

親しい友人や恋人同士がプレゼントを交換し合う習慣があるそうですよ。

 

 

 

まとめ

 

今回は3月14日にちなんでホワイトデーの由来や背景、海外事情をお伝えしました。

 

その始まりはお菓子メーカーなどのキャンペーンからだった。

 

ホワイトデーに賭ける企業や団体のブランディング戦略も絡んでいたというわけです。

 

そう書いてしまうと、ちょっとロマンスに欠けるかもしれません。

 

大切な人にメッセージカードや花束を気軽に贈り合う習慣のある欧米に比べると、日本はプレゼント交換については少し控えめですよね。

 

きっかけさえあれば恥ずかしがらずに堂々とプレゼントを贈れる、というのが本音かもしれません。

 

そして、プレゼントをいただいたら、お返しをするのが礼儀と考えるのが日本人の思考。

 

そんな気質もホワイトデーの流行に拍車をかけたのでしょうね。

 

 

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参考文献

【[eflora] ホワイトデーの由来とは】

【[e87.com] ホワイトデーの由来】

【[TANP] ホワイトデーは実は日本生まれ!?ホワイトデーの由来】

 

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